前回記事 SIM 5G通信の有効化 ARM Surface Pro 5G レビュー
は「Win11jp(https://win11.jp/)」で掲載
PCでモバイル通信というと、モバイルルーターを利用するか、スマホのテザリングを使って...となるのだが、ARM Surface Pro 5GはSIM/eSIMを利用できるので、単体で5G通信が可能だ。
また、Windowsの「モバイルホットスポット」機能を利用すれば、逆にSurfaceがルーターとなって他のデバイスに5G通信を分け与えることも可能だ。
モバイルホットスポットを有効にしたのちは、Surfaceで通信をインターネット接続を確立している接続(ここではau 5G)と、共有する接続(ここではWi-Fi、Bluetoothも可能)を設定。
プロパティでアクセスポイント名となる名前とパスワードを任意に編集するれば、親機としての設定は完了だ。
Surfaceの回線を使いたいデバイスは、モバイルルーターやテザリングなどと同様、Surface上で設定したアクセスポイント名とパスワードを入力すればよい。
「モバイルホットスポット」の状態は「プロパティ」で確認できる。
モバイルルーターは別途持ち歩かなければならず、スマホのテザリングはバッテリーの不安があるが、いつも手に持って歩くSurfaceでモバイルホットスポットを確立してしまえば、双方の不安はない。
SIMによる通信が激安になった今、SIM/eSIMでPCそのものが通信できるに越したことはないだろう。
(次回は「Win11jp(https://win11.jp/)」で掲載)